コーチンとタマ

伯母宅に行ったときのことです。

伯母宅には亡くなった祖母が可愛がっていた、おばあさんネコのタマがいます。

コーチンはタマにとても興味があり、しっぽや体を触りまくります。

昔は、タマは一緒に住んでる家族以外の人に体を触らせなかったのに

タマも年がいったからか、露骨に嫌がったりせずにコーチンに体を触らせてくれます。

でも、コーチンがあまりにひつこくタマの後をついて回って触るので、

タマも「フゥ～！！」と怒ってみせるのですが、コーチンは全くお構いなし。

「タマ～、おいで～」と自分の膝をパンパンとたたいて、タマに膝に座るように指示。

タマは知らんぷり。それからもコーチンが全くめげることなく、タマを触り、後をついて回りました。

タマはその間に「フゥ～！！」を三回ほどやってましたがコーチンがひつこいので

とうとう、「やめて！」と言わんばかりにコーチンの手をひっかきました。

コーチンは、しばらくしてから、「え～ん」

コーチンを抱っこしながら

「コーチンがタマちゃんの嫌なことをしたから、タマちゃんは

　怒ったんだよ、ごめんねって言えるかな？」

すると、コーチンは、「タマちゃん、ね、ね」と謝っているつもりのようでした。

コーチンはタマに会うのが楽しみだけど、きっとタマは「また、来たな」と

思っているんじゃないかな(^_^;)　仲良くしてやってね、タマ